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こんにちは、髪風船です
前回は
美容室の商品と市販されているカラー剤と違うのでしょうか?
というところで終わりましたが、
まず、成分的にはほとんど似たようなものです、
ただ、トリートメント成分がホームカラー(家庭でする)の方はかなり少ないそうです、
パッケージには色々書いていますが、配合量としてはサロンカラーに比べるとかなり微量と言うことです。
また、直接染料(前回説明しました)が結構使われた商品が多いように見受けられます、
色の発色は良いのですが、退色が早いという欠点があります。
正直ここまでは、質の問題でさほど、気にすることでもないと思います。
大きな問題は塗布技術的な事と
アルカリの量とアルカリの種類ではないかと思います
サロンカラー剤に比べてアルカリ度を高く設定しているみたいです。
理由は染まりやすくするためです。
美容室の商品は中性タイプ、弱アルカリタイプなど使い分けが出来るよう設計されたものが多いんです、
それにお店では促進機をよく使いますので、アルカリだけに頼らなくてもいいわけです、
それにまた、大きな問題は市販品のカラー剤はアルカリ剤の種類が不揮発性のものを多く使っていることが多いそうです
それは、アルカリ独特の匂いが嫌われるからです、
でもこれらの怖いところは非常に残存率が高いということです。
問題はここです
前にも話しましたが、カラーに使われる過酸化水素も髪に残存します。
簡単に言うとアルカリと過酸化水素これはブリーチ剤です。
これが髪に残っているのですよ、
退色は激しくなるし髪はどんどん傷んでいきます。
結論として、市販のカラー剤でセルフカラーをする方は
このアルカリ除去と過酸化水素の除去は考えた方が良いと思いますよ。
また塗布テクニックでは既に染まっている所もカラー剤を付けるようなベタ塗りでしたら、必ず既染部の保護もしてください。
ずっと前にカラーの事を書いたところで詳しく説明していますので、また参考にしてみてください。
カテゴリーのカラーを開くと出てきます。