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ヘアカラー
2010.09.22 20:30
ホームヘアカラー、セルフカラー

今日は家庭でするヘアカラーについて少し考えてみたいと思います。

 

カラーといっても、いろいろありますが
ここでは一般的な酸化染料を使った過酸化水素水助剤、アルカリカラーを引き合いに出します。

普通に市販されている家庭用のカラー剤ですね。

 

特にこのブログをご覧になっていただいている方はご存知ですね、

 

髪をキレイにするのはホームケアーが大事といい続けています。

でも、もっと大事なことは、まず髪を傷めないことです。

髪は角質化細胞で傷んだ髪が完全に治るという事はないのです

 

ホームカラで傷めないようにするには何を気をつければ良いのでしょう?

 

まずカラーの傷む原因はブリーチにあります、(髪が持つメラニン色素の破壊)

明るさ(明度)に比例して傷みやすくなります、必要以上に明るくしないことです。

ヘアカラーというはブリーチと色の発色を同時に行う物なんですね

 

よくヘアカラーとブリーチを別に考えている方を見受けることがありますが、

髪を明るくするという行為はヘアーカラー剤でもブリーチしている事なのですね、

 

また、白髪染め でもほとんどのものがメラニン色素の破壊を行いながら
白髪に暗い色を入れていくという行為を同時進行でしているのです。

ですから暗く染めた後、数ヶ月立った髪は退色して明るくなっているのですね

連続してカラーをすることで
毛先はどんどんブリーチが進行するというわけです、
だとしたら、2回目から根元だけ(新しく伸びたところ)染めれば傷みはストップできますね、

でもこれが自分では難しいでしょう?前はどうにか出来ても後は?

特に白髪染めなど毛先の退色が激しいとやはり毛先まで毎回染めることになります。

 

 

では、どうしたら、極力傷みにくく染めることが出来るかプロの方法を1部ですが伝授します

その1、前処理、傷んだところを保護する

その2、根元とすでに染まっている部分の薬品濃度をかえる(またはその状態を作り出す)

その3、カラー剤でアルカリに傾いた毛髪を弱酸性(髪の等電点)に戻す、

その4、残存過酸化水素水の完全除去

最低これだけは考えてみてください、かなり傷みを緩和できます。

 

逆にこれらを考えないで自分でカラーをすると、傷んでいる髪はどんどん傷んでいきますよ
いくらケアーをしても間に合いません(もちろんしないよりはマシですが)

 

では、次回により具体的に方法を書きますね。

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