最高の技術でお客様の
ご希望に幅広く対応します。

まず前回説明しました注意点は
1前処理、傷んだところを保護する
2根元とすでに染まっている部分の薬品濃度をかえる(またはその状態を作り出す)
3カラー剤でアルカリに傾いた毛髪を弱酸性(髪の等電点)に戻す、
4残存過酸化水素水の完全除去
以上でしたね、
それぞれ詳しく説明します。
まず、その1、前処理、
それはケラチンタンパク質での保護です、
カラーをすることで、タンパク質の破壊、流失が激しく起こります。
その代替となりますし、弱っている髪を強い状態に作って作業をすることで
傷みを最小限度に押さえます。
それはパワーKRT+です、
おかげで多くの方にご購入いただいていますので、是非うまく利用してください。
カラーリング前に塗布して、しっかり乾かします、
その後にカラー剤の塗布です。
その2、根元と、すでに染まっているところ(既染部)の薬品の濃度を変える
これはプロの技術で難しいですが大事ですから、何度か読み返してよく理解してくださいね
普通は根元に使ったカラー剤をそのまま毛先に使うと思いますが、
この作業が1番危険なんです、
毛先に使う薬品は必ずブリーチ力を落とす必要があります、
これもちょっと難しいですが、
毛先の薬品はアルカリ度を落とすか過酸化水素水(2剤)の濃度を落とすかしないと、
毛先はバリバリに傷んでいきます。
私たちはしっかり根元用の薬品と既染部の薬品は全く違うものを作るのですが、
なかなか難しいと思いますので、
普段使うトリートメントを既染部に塗っておくと良いですよ、
これで薬品の濃度を落とす事が出来ます、
白髪染めなどのとき毛先が真っ黒になるのを防ぎます。
さて、これからがヘアークリニックサロン直伝のプロの技です。
次回書きますので、是非ご覧くださいね。