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2010.12.12 16:54
ヘアケア キーワード CMC補修=疎水
最近ヘアケアでよく目にするキーワードが髪風船のブログでも盛んに出てきます、
CMC(細胞膜複合体)
さらに今日のテーマ、疎水(そすい)
さらに今日のテーマ、疎水(そすい)
疎水性、疎水化
簡単に説明すると、疎水性=水を弾く性質
反意語が親水性
反意語が親水性
髪の毛の表面は、この疎水性の性質を持つキューティクルで本来は守られてます。
しかし、日々の髪へのストレス(パーマ、カラー、ブラッシング、摩擦)で、
表面のキューティクルが剥がれ、親水性(水を吸い込む)の内部が顔を覗かしている状態。
ココまで聞くと、髪に必要な水分を取り込みやすい状況は良い事みたいに感じませんか?
適正水分量は12~3%と言われています、ところが傷んだ髪は親水性になっていますから、ぶよぶよになるように水分を吸い込みます。
ヘアカラー毛または髪がひどく傷んだ方など経験ありませんか?いくら乾かしても乾かない、ひどい場合はベタベタした感じ!これが親水性になっている状態です。この状態は非常に不健康です
健康な髪は簡単に乾きます。
健康な髪は簡単に乾きます。
それと同時に適正水分量を閉じこみきれないという現象も出ます、これが乾燥しすぎでバサバサになる事です、
疎水にするとは、どうなることなのか?
傷みにより、水分を必要以上に含んで膨張している髪を、理想の水分量までもっていき 髪を健康な状態に戻します。
ココで大事な事は、この疎水化を行う物こそがCMC脂質の大きな働きです
キューテクルを丈夫にする、働きを正常化する
キューテクルを丈夫にする、働きを正常化する
しかし、この時に先に髪の中に必要なPPT・NMF・脂質などを入れておく必要があります。
そしてこの疎水状態はトリートメント成分などの適正な取り込みの道を整備する事にもなります。
そしてこの疎水状態はトリートメント成分などの適正な取り込みの道を整備する事にもなります。
さらに疎水化(水になじみづらい)することで内部にとどまり、シャンプー等で外に流れ出づらくさせます。
毎日のお手入れで髪の表面を疎水化することで毛髪成分の欠損を防ぎ、潤いを逃がさないことが美しいパーマやストレートを維持する秘訣です。
CMC補修=疎水
これが今のヘアケアのキーワードです