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デジタルパーマ 手入れ
2012.02.20 12:36
進化するパーマ 縮毛矯正、低ダメージで施術できるか?続編

こんにちは、髪風船です、前回の続きです。

 

もっと酸性域~中性でウェーブ効率を上げられないか?と言う事です、


1、髪風船では、硬い髪には高還元で中性域の薬品を使ってます。
2、普通の髪、傷んだ髪には中程度還元で酸性域~中性域で調整します。
3、さらに状況にあわせてアルカリ剤の使用もあります。(軟化を目的とします)

 

考え方としては、ベースにラクトンチオール(スピエラ)を使いアルカリ調整をするとどうでしょう?
そう、スピエラだけでは手の平もシワシワになるくらい収斂します。それが全く膨潤させない所以なんですが、できれば、もう少し中性域に振って安全にウェーブ効率が上がるならそれの方が良くないですかね?


今でもW還元の手法でスピエラ+アルカリシステアミン、アルカリチオみたいにするのは普通にやってはいますが、
もっとスピエラ中心で(単品発想)でウェーブ効率を調整できないものか?

まずはやってみましょう。

スピエラ

見てください。真ん中がスピエラ単品です。


左右はペーハー試験紙でチェックしたくらいですから正確ではないのですが、PH6~7くらいです、
タイムは20分、クリープもしていません、中間水洗、加水5分5分でアウトの流れです


左はPH8.5(アルカリ度0.8)のチオを適量混ぜ込んでいます、当然ラクトンチオールの濃度比率は落ちています。

右はラクトンチオールの濃度を落とす事無くアルカリ調整をしています。

 

この段階での結論は、
やはり普通毛にはスピエラ単品ではウェーブ効率は弱すぎます。左右はそれなりに使えるくらいかかっていますよね。

この画像では分かりづらいのですが、右のウェーブが最も弾力のあるリッジを作っています。
いかがでしょう中性域でこの程度出れば使えるかな?さらにクリープ併用するともっと弾力は出るでしょう。

 

もっと他の薬品(中性域のシステアミン)との比較もやってみたいですね

 

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