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前々回はカラー剤の種類、前回はヘアカラーとブリーチの違いを説明しました、
コレでほぼ理解してもらっていると思うのですが、
非常に多い勘違いをテーマに書いて見ますね。
そう、それはカラー剤の種類をごっちゃにしている事なんです。
前回言った明るくなる事と、色が付く事は全く別物ですよね。
それと大事な事は、髪が持つメラニン色素はブリーチ【脱色】で明るくする事は簡単です。
でも人工的に付けた色素はブリーチ剤では脱色が出来ないのです、
例えば、ヘナ、ヘアマニュキア、カラートリートメントなどを髪に吸着染色します、それにいくらブリーチ剤を使っても、脱色は効きません、
でも、中の髪自体はドンドン漂白されているのです、その上を暗い人口色素で覆っているわけです。見た目には黒いのですが中の髪はキンキラと言う事になっているんですね。
数ヶ月時間がたつと、その色素も取れてやっと明るくなります、キンキラのバサバサ!!!
黒染めしている学生さん!明るくしたいからってヘアカラー、ブリーチします。
新しく伸びている根元のみ金髪、毛先は全く変わらず真っ黒なんて経験ないですか?
ごちゃごちゃになって分からな~い!?
では,まとめますね。
カラーリングには
1、髪のメラニン色素を漂白するブリーチというのが有ります。
(明るくなるだけです)
2、ブリーチと染着を同時にする、一般的なヘアカラーが有ります。
(明るさと色味が出ます、暗くも出来ます)
3、色素入れのみをする、へナ、ヘアマニュキア、カラートリートメント類が有ります。
明るさは望めません、色味だけです、後のブリーチは効きませんので、自然退色で明るくなるのを待つ事になります。
それに漂白(脱色)と別に、脱染というヘアカラー時の色素パラフェニレンジアミンなどの色素を剥ぐ技法もあります。ヘアマニュキアなどの色素はまた別物ですからこの枠内ではありません。
それぞれ、色素の種類が違う為、同一の方法では解決しないという事です。
いかがですか?少しは理解してもらえましたか?返ってごちゃごちゃになりました。