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美容師さん、教えて下さい。
私は2年ぐらい髪を黒に染めていました。
白髪が多く、毎回美容院で白髪染めをするとお金がかかるので、市販の白髪染めを使用。 明るい髪には飽きたので黒に染めてました。
でも、最近また明るくしたいと思ったのですが、行きつけの美容院はブリーチしか方法が無いと言われました。
知恵袋で脱染剤を知り、脱染剤でカラーを落として欲しいと伝えたら、それがブリーチだと言われました。
今日、違う美容院で同じ質問をしたら、同じ答えが...
カラーが自然に落ちるのを待つしか方法が無いらしいのですが、それじゃその間の白髪染めはどうすればって感じです(泣)
別な脱染剤を扱う美容院を探したいのですが、どこも脱染剤と脱色剤の違いが分かって無いんじゃ無いかと思うと探すことに抵抗を感じで来ました。田舎の美容師は違いを分からないんでしょうか?
こんにちは、髪風船の内野です
関連の記事は山ほどあります。
美容師も色んな回答をしています。
ブリーチとは違う、脱染剤があるみたいという情報はかなりの方もご存知かと思います。
美容師もそれなりに言葉としては知っているし、脱染剤と言うのも知っています。
今、流通している脱染剤は過硫酸塩という酸化助剤にアルカリ剤を加えた物がほとんどです。美容師の回答にも沢山有ります、ブリーチはメラニン色素を漂白、脱染剤は酸化染料のみを漂白とね・・(本当に?)
過硫酸塩(脱染剤)自体も酸化助剤です、ましてアルカリがある以上ブリーチは起こります。もちろんメーカーによってアルカリの配合量も違うでしょう、最近では低アルカリだからブリーチは起こさないなんて言っているメーカーも有ります。でも相当強い酸化剤である事には間違いないでしょう。
まずは検証しましょう
ペーハー試験紙ですから正確ではないですが、
左から、過硫酸塩とアルカリ配合の粉末一般的なアルカリ脱染剤、
真ん中がクリームライトナー(ブリーチ剤)
どちらも2液と混ぜて状態で、PH9~10のアルカリを示しています。
右側が当店で使っているアルカリを含んでいない過硫酸塩のみの脱染剤です、2液過酸化水素水と混ぜた状態で完全な酸性状態を示しています。
髪に対する悪影響としては、アルカリによる膨潤作用と漂白によるメラニン色素、たんぱく質の破壊です。
問題は金髪状態にしている髪、又は縮毛矯正を頻繁にしている髪などはアルカリに抵抗力がありません、強いアルカリに合うと過軟化、溶解気味になります、よくハイブリーチして髪がビビリになったなどと聞きますが、これらが原因です。
金髪状態を黒髪戻しで黒色に、それをアルカリ脱染すると、・・・・・・・・・・・テロテロビビリ?
そこで上記の3種類のブリーチ剤脱染剤が、髪にどのように影響するかを次に見てみましょう。 ↓↓