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From:内野
前回は、おしゃれ染VS白髪染
果たして、
髪が傷みやすくなるのはどちら?
みたいな話をしました?
その記事、見てもらいました?
あなたが、ヘアカラーしているのなら、これ、結構大事な話だと思います。
もし、まだ読んでないなら、是非ご覧ください
読んでいただいた方から質問いただきました。
「内容は理解できました、対処法として、〉予防する事は、≪不必要なブリーチをしない事≫これに尽きますという事ですが、実際はどんな事をすれば良いのでしょうか」
そうですね、なかなか、1記事ですべてを話す事は難しく、不完全燃焼な気分です。
そこで今回は、もう少し具体的に書いてみましょう。
傷みの根源は、ブリーチにあります。
髪を明るくする、
白髪にしっかり色を入れる。
明るめの白髪染をする。
明るくなった髪を黒染めする、、、、
色んな状況があるでしょう。
髪を明るくする行為には必ず、ブリーチが必要。
上記でも黒く色を入れるだけなら、全くブリーチを起こさない、カラーバター、カラートリートメント、へナ、マニュキアなど傷まないカラー剤は多くあります。でもその全てが、明るさは望めないという事です。ただ、色を入れるだけ。髪を明るくするというのは、すべてブリーチの仕事なんです。たとえ、白髪染めでも、黒染めでも、過酸化水素水の2液が使われているアルカリヘアカラー剤は全てブリーチ剤と同じです。
ここをしっかり認識してください。
そして、この髪の中でブリーチが起きているという状況がダメージに直結していきます。
で最初の話に戻りますが、
髪の傷みを少なくする事は、≪不必要なブリーチをしない事≫ここに戻ります。
どうすれば不必要なブリーチを起こさないようにできるか?
ブリーチの理論は、薬剤の中のアルカリと、2液の過酸化水素水できまります。これらを調整すれば良いのです。単純に言えば薄めれば、弱くなります。
アルカリはアルカリ度数と言ってアルカリの量を減らす、
過酸化水素水は通常6%濃度です。これも薄めれば良いのです。
それに特に市販の製品はより染まりやすくするため、アルカリ濃度を高めに設定しているものが多いのです。
でも単純に水、トリートメント剤を混ぜて薄めれば良いという事ではないでしょう。白髪染に限ってい言えば、薄めすぎるとその中の色素濃度も薄くなってしまいます。(染まりが悪い)
考えるべきは、、、
染料濃度を落とさなくて、アルカリと過酸化水素の濃度を限界まで落とせばよいのです。
そこで、、、
薄め剤として、カラーバター(カラートリートメント)を混ぜるのです。
どの程度混ぜるのか??
当然多く入れ過ぎると、ダメージは少なくなりますが、染まりも弱くなります。
白髪染めの根元などでしたら、2~3割で、逆に毛先などの退色した部分を染めるのなら、カラーバターのみでまったく傷みがない色素補修ができます。
PS、もっとツヤピかのヘアカラーがしたい方は、、、
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