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From:内野
アナタはヘアカラーの事理解していますか。
髪の傷みに直結しているのです、
もし、はっきり理解していないとするならば、、、
しっかり理解してください、
髪をきれいにしていくためには必要な知識です。
色を付けて染めるカラーとしては
●一般的な2液(過酸化水素水)がセットされているヘアカラーがあります。
大きく分けてこの2種類を考えてもらいたいのですが、
おしゃれ染などの黒髪を明るい色に染めるという事は、前者の2液を使った一般的なヘアカラーの仕事になるのですね。そうなんです、明るく染めるという事は、カラー色素の問題ではなく、過酸化水素によるブリーチの力なんです。
後者の物は全て色をくっつけるだけです、例え黒髪に黄色をくっつけても黒です。黒が勝つという事です、
色を入れるという事と、髪のメラニン色素を(脱色)は全く別の事ですが、一般的なヘアカラーはこの両方を同時にやっている事なんです。
それともう一つご理解頂きたいのは、カラーによる髪の傷みは、このブリーチ(脱色)によるものだという事を!おしゃれのためなら、髪を明るくする、これも全く問題ないでしょう。でも、必要以上のブリーチを起こさない工夫が大事だという事。
「ウィキペディア」よりの参考記事です。
日本の薬事法では、ヘアカラーリング剤は、染毛剤(医薬部外品)と染毛料(化粧品)に大別される。
染毛剤(カラー剤)の主成分は、パラフェニレンジアミンなどの酸化染料で、使用時に過酸化水素水と混合することにより酸化発色し、毛髪を永久的に染める。
これと同時に過酸化水素による毛髪中のメラニン色素の脱色が起こるため、染料の配合濃度に応じて「白髪染め」から「おしゃれ染め」まで、色調の異なる染毛が可能となる。カラーリングのほとんどが、この方法である。
次に
少し専門的になるかもしれませんが、
まずカラーの種類をを書いてみましょうね。
染毛剤の種類
油性染毛剤
カラースプレー、カラークレヨン、カラークリーム、など顔料を油脂類で練った物
植物性染毛剤
ヘナ、ヘマティン等植物原料で出来ている。
金属性染毛剤
カラーリンス
酸性染料
酸化染料(ジアミン系染料)
いわゆるヘアカラーといわれるもの
アルカリタイプ 明るく染めれますがダメージも多い
酸化剤(2剤) 酸化染料(色の素)に発生機の酸素を供給し色素化する共に、メラニ色素を漂白します。
ヘアブリーチ
ヘアカラーのメカニズム
一般的な酸化染料(ヘアカラー)を説明しますね。
1剤の主原料
2剤の主原料
この2つを混ぜ合わせます
1剤に2剤を混合し毛髪に塗布するだけですが、毛髪の中ではどのような化学変化がおきているのでしょうね?
2剤の主剤である過酸化水素は1剤中のアルカリの影響をうけ分解し酸素を放出します。 酸素は毛髪に漂白作用(ブリーチ)をもたらします
一方で同時に行われている染着ですが、
これも2剤の発生基の酸素の影響で、1剤中にあるジアミン系色素が酸化され
一般的なカラー(アルカリカラー)は毛髪のメラニンを漂白する作用と染料を発色させる2つの事を同時に行っています
暗めの白髪染めでも漂白作用はかなりあり漂白した分だけ色素が入る為に結果として暗めに染まります。
コレでほぼ理解してもらっていると思うのですが、
アナタはこんな勘違いしていませんか?
そう、それはカラー剤の種類をごっちゃにしている事なんです。
それと大事な事は、
髪が持つメラニン色素はブリーチ【脱色】で明るくする事は簡単です。
例えば、ヘナ、ヘアマニュキア、カラートリートメントなどを髪に吸着染色します、それにいくらブリーチ剤を使っても、明るくはなりません、
数ヶ月時間がたつと、その色素も取れてやっと明るくなります、キンキラのバサバサ!!!
黒染めしている学生さん!明るくしたいからってヘアカラー、ブリーチします。
ごちゃごちゃになって分からな~い!?
カラーリングには
1、髪のメラニン色素を漂白するブリーチというのが有ります。
(明るくなるだけです)
2、ブリーチと染着を同時にする、一般的なヘアカラーが有ります。
3、色素入れのみをする、へナ、ヘアマニュキア、カラートリートメント類が有ります。
それに漂白(脱色)と別に、脱染というヘアカラー時の色素パラフェニレンジアミンなどの色素を剥ぐ技法もあります。ヘアマニュキアなどの色素はまた別物ですからこの枠内ではありません。