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From:内野
日本も徐々に高齢化、カラー人口も、おしゃれ染から白髪染にシフトしていきます。今美容室メニューの中でも徐々に伸びているのは白髪染でしょう。それ以上に市販の白髪染も売れているみたいです。
若いうちはおしゃれのために明るいカラーをしますし、別にしないならしないでも構わないかもしれない。
しかし、、、
白髪隠しはそうはいかない、やはり染めないといけないでしょう。
年齢も40歳くらいから白髪もちらほら、今まで通りおしゃれ染しようか、おしゃれ染では白髪が隠れないから白髪染にしようか?
そんな相談が多くなってきます。
さらに、
白髪を隠すという観点から言うと、頻度も多くなってきます。パーマに縮毛矯正、こういった種目は年に3回?または2回?こんな感じでしょうか?それに比べ白髪染は月に1回、途中根元だけのリタッチを自分でやるなんて方も多いのでは。そうなると美容室だけでやっていくには費用も時間もかかりすぎ。だったら自分でやろう!なんて方が多いと思います。
セルフカラーです。
それにヘアカラーはパーマなんかと違って技術的に簡単!
縮毛矯正の薬も、パーマの薬も市販で売られています。やった事ある方もいるのでは、しかし、パーマは技術的に難しいです。
さらに縮毛矯正なんて絶対やるべきでないです。失敗して取り返しのつかない事になるかも。美容師がやってもこれだけトラブルの多い技術です。
それに比べ、白髪染は簡単な話、塗りさえすれば、取りあえず染まります。色味も慣れればわかるでしょう。ホームカラーもできるなら大いに結構。
美容技術の中でも
白髪染の技術は簡単
しかし、、、
簡単だからって何にも考えずにやっていたら、そのうち髪が傷む事請け合います。
傷めたくないなら、基本的な理論はしっかり理解マスターしてください。
例えば、
●一般的なヘアカラー(白髪染)はブリーチ剤だ!
●髪を明るくするというのは、明るい色を付ける事ではない、ブリーチする事だ!
●カラートリートメント、ヘアマニュキアなどはブリーチ起こさないし傷まない、しかし、全く明るくする事は出来ない。たとえイエローで染めてもライトブラウンでも明るくなる事はない、かえって色が重なれば重なるほど暗くなる。
●さらに暗く染まった所を明るくするのは明るい色で染める事ではない、染まっている色素をまずは取らないといけない。それはヘアカラー、ブリーチの仕事ではなく脱染剤の仕事になる。
●さらにさらに、
すでに明るめの白髪染が施されている根元が数センチ伸びてきた、この場合は根元はカラートリートメント等では役不足、明るくは染まらないし、暗く染まってもすぐに色落ちがある。この場合は一般的な白髪染が必要、しかしその薬剤で毛先を染めると傷んでいく、根元と毛先全体は別の薬剤対処が必要。(毛先全体の薬剤はブリーチ力を落とすまた色素濃度を調整するなど)
いかがですか?
もっともっとありますよ。面倒でしょう?でも基本的な事を理解すると技術的には簡単です。
もし今後、髪を傷めにくくきれいに染めたいと思っているなら、しっかり勉強しましょう。別にプロも素人もありません、さほど難しい理論でもありません。髪風船のブログ記事を読んでいれば自然と理解できます。
そして、こんな失敗が起きないように、、、
●毎回全体明るめの白髪染で染めているが毛先はどんどん暗くなってきて髪も傷んでいる。(明るい色でも色素が重なると暗くなる)
●暗いのを明るくしたいので、明るいヘアカラーで染めると(ブリーチすると)明るくなりますか?(明るくなりません、髪が傷むだけです)
●黒髪をライトブラウンのカラートリートメントで染めるとライトブラウンになりますか?(明るくするのはブリーチの仕事ブリーチ起こさないカラートリートメントではどんな明るい色を選んでも明るくはならない)
白髪染は技術的には簡単、でも間違ったやり方では、極端に髪が傷みますし(パーマ以上に傷みやすい)変な色になって修正が難しいなんて事にもなります。
PS、
しっかり基本を理解してツヤ髪のカラーテクニックをしたいなら、こちらが参考になるでしょう
↓
https://kf-shop.ocnk.net/page/9