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ヘアークリニック髪風船:内野
連続で同じようなテーマの記事書いています。実は補修ケアしていて効果を出し切れないこのような意見のほとんどが同じ原因です。
そしてこれは、、、
しっかり考え方を変えないと上手く行きません。もしかして、思うように効果を上げきれないと思っているあなたも原因はココにあるかもしれませんね。
実例とともに見ていきましょう(Q&A)
>補修ケア続けていますが、最大の悩みのモヤモヤ毛が解決出来ません。毎日アイロンで伸ばしていますが雨の日はモヤモヤチリチリ、ボワっと膨らみ...最悪です。半年に一度は根元の縮毛をしていて、アイロン不要のつもりでしたが、、、根元のモヤモヤ毛は矯正しても伸びず毛先のバサバサもあって結局アイロンは必須。皆さんのコメントを拝見していますと何かしら効果があるようですが、私は実感が得られません。モヤモヤバサバサ、なんとかしたいのですが。
癖毛という事ですね?思われているように縮毛矯正で綺麗になるはずですが、良くあるのが不足現象です。縮毛矯正の効きが弱く、くせ毛が伸び切っていないのでは?という疑問です。補修剤自体はくせを伸ばすものではありませんのでやはりアイロンが必要になってきます。
そのような現象なら、やはり縮毛矯正の上手なところでやる必要があります。当店にも全国から来店されますが失敗現象の半数は不足現象です。これ自体は簡単に綺麗になります。このようにベースが綺麗になっている事が最低限必要です。その上でケアするとより綺麗なサラサラ髪ができるはずです。
さて、ベースが綺麗になっていない条件下では、補修ケアの目的は手入れを楽にする為、という事です。その場合は髪をしなやかに創り、よりアイロンが効きやすい状況に創る為(温度も低めでよい)それによりアイロン自体で傷めない為の予防です。具体的な考え方は、、、例えば通常なら180度でしないといけないアイロンを130度で出来る状態にする。その結果髪が傷みにくいという事、それと感触つやなどの為です。
例えば:前回のブログ記事より。同じような質問回答に対するお客様の返事
>以前は縮毛矯正をかけた後も、朝のスタイリングにはアイロンが手放せず、しかも温度は160度くらいでかけていました。正直なところ、簡単なブローのみとか低温アイロンでスタイリングできるなんて半信半疑だったのですが、アイロンは使わずブローのみでできました。先週までのバサバサ状態が考えられないくらいサラサラで、毎日のケアが楽しみになりました。
まとめます。
●補修剤は傷み現象等の改善に効果を発揮します。ほとんどが此の為です。
●癖毛、縮毛矯正失敗の不足現象によるぼわ付きうねりの場合は補助的にまとまり、おさまりの良さを追求しましょう。(保湿と感触良化がポイント)
●アイロン等使わないといけないという時は、通常より低い温度で出来るようにする事、温度ダメージからの予防が目的です。
結論:
いかがですか?ベースは綺麗なストレートになっていますか?(縮毛矯正は満足いく結果ですか)もしそれならもっと綺麗な髪になっていく事を保証します。もしそうでなければ、やはりそれなりの手間がかかってしまいます。
上記のような回答しましたが、それに対するお返事です。
>私は癖毛です。縮毛矯正ですが担当サロンでも私の施工にはかなりビビっています。一度ビビリ毛になってから、サロンでは薬剤を弱くしたと思われ、癖毛は伸びきらず、全体的にボサボサです。不足だろうな、と思うのですが、その場合、担当サロンには何とお願いしたらよいのでしょうか。。。
ほとんどがこれなんです。
美容師が怖くて薬を効かせきれないのです。要は判断が出来ないという事です。「もう少ししっかり効かせてください」と言うしかないのですが、それは美容師の判断です。自分でもわかっているはずです。はっきり言って縮毛矯正に関して経験不足でしょう。軟化還元(薬剤の効き方)の判断が出来ていない。(もちろん美容技術がダメだという事ではありません、それ以外の技術は良いのでしょう、、、)
でも諦める事はありません、もちろん縮毛矯正が上手な美容師もいます。そんな方にしてもらえばすべてが解決します。(専門店みたいなところを探しましょう)
余談:残念な事ですが、何年も縮毛矯正とはこういう物かと思っていた人が、出来上がった髪を見て「嘘っ、こんなになるの!」と感動する事は普通にあります。同じ美容師として、いつもジレンマに思います。
どうにかならないの、、、
P.S.
ぼさぼさ髪を綺麗にしたい時は●癖毛、縮毛矯正失敗の不足現象によるぼわ付きうねりの場合は補助的にまとまり、おさまりの良さを追求しましょう。(保湿と感触良化がポイント)
その為には↓
https://kf-shop.ocnk.net/product/84