最高の技術でお客様の
ご希望に幅広く対応します。

From:内野
よくある失敗、そして分かりにくいヘアカラー理論、でもヘアカラーしている方は絶対理解しないといけない事
そんなQ&A行きましょう。
>今まで黒に近い白髪染めをしていたのですが、明るくしたいと思い、今日美容院で2トーンほど明るくして白髪染めをして頂いたのですが、根元の部分のみ明るくなってしまい、恥ずかしいほどの色の違いが出ています。逆プリン状態
※理解しましょう→一般ヘアカラー(1剤2剤を混ぜるカラー剤)はブリーチ剤に色素が入ったもの。例え暗い白髪染でも色が付くと同時に髪の中はブリーチが効きます。
過去に染めた(白髪染の)人工色素はブリーチ(明るいヘアカラー)では明るくなりません。髪の中のメラニン色素だけが漂白されている状態。過去染めた所は金髪に白髪染の暗い色素が乗っている状態です。根元は過去に染めていない為ブリーチが効いて単純に明るくなっています。このように染める事、ブリーチが起きる事、人工色素、メラニン色素、それぞれ対処が違う事を理解する事が大事です。
もし今の暗く染まっているのが普通の白髪染なら問題なく脱染剤で取れます(明るくなります)しかし、それ以外のヘアマニュキア、ヘナなどの色素であればこの限りではありません。色素、染まりつく理論が違うため、対処も違ってきます。
カラー色素が付いて暗くなっているのは、それを剥いで中のブリーチ毛の状態に近づけていくという事ですね。
※カラーで黒くなっている髪は脱染剤でカラー色素を剥いで明るくする。染めていない黒髪は明るいカラー剤(ブリーチ)で髪のメラニン色素を漂白して明るくする。
P.S.
脱染する時は髪を傷めない酸性脱染剤で(人体実験画像あり)
→ https://kf-shop.ocnk.net/page/24