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ヘアークリニック髪風船:内野
ブログなど書く時、専門用語は極力使わないようには心掛けているのですが、私たちが普段何気なく使用している言葉でも、良く考えると一般の方には意外と知られていない言葉が多くあります。
気を付けないといけませんね(反省)
もし分からない内容の言葉などあれば遠慮なく質問くださいね。(気付きになります)
最近ヘアカラーの記事、脱染剤の記事、沢山書いています。もちろん脱染剤なんて言葉も専門用語でしょう。それらは、かなり詳しく説明しているつもりですが、その中で頻繁に出てくるのが【過酸化水素水】
ご存知ですか?
カラーの2液、パーマの2液、縮毛矯正の2液に使われているものです。それこそ、現場では毎日使っている言葉です。自分では全く違和感なく使っています。で、ブログ等でも頻繁に使っています。そんな過酸化水素水・・・
実は2~3日前から気になって、周りの人(美容師ではない)に聞いてみたのです。2人連続で「過酸化水素水ってわかります?」って、そうしたら2人とも分からないって返事。「え~、そうだったんだ!」自分では当たり前に使っている言葉、これはまずい。これじゃブログ等の内容も半分しか伝わらないのでは?いかがですか?あなたは理解されていますか?
そんな事思っていたら、ジャストタイミングで質問が入りました。やっぱりね。
>カラーで髪が黒っぽくなったので、アシッドカラーオフを使いたいんですが、使い方のブログで過酸化水素水と混ぜると出てきますが、過酸化水素水って何でしょうか??
良い質問いただきました。では、お答えします。
過酸化水素水はカラー、ブリーチの2液などに使われる酸化剤、漂白剤です。通常オキシドールとも言われますが、オキシドールとは薬局で売られている殺菌剤に使う過酸化水素水の3%溶液を言います。粘性などの調整がありますので専用の製品が良いでしょう。ショップにアシッドカラーオフの容量選択のところで2液と表示されていますが、2液と言うのが過酸化水素水の事です。
化学式はH2O2(学生時代に習いました) 漂白剤、殺菌剤などで利用されます。ここで難しい説明は省きますが、美容室では、はじめに説明した通り、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、脱染剤、パーマ、縮毛矯正などの2液として利用されます。用途によってその濃度は違いますが1%~6%の濃度の物を使います。アルカリと反応して酸化力、漂白力を持ちます。
※パーマ、縮毛矯正は1液が還元剤(酸化の反対)それを2液の酸化剤で元に戻す為
過酸化水素水、オキシドールで漂白(ブリーチ)酸化剤としてカラー、パーマ等の2液という事です。
PS,
もし、わからない事がありましたら、遠慮なく質問くださいね。