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■Chapter.3■
縮毛矯正失敗!施術したにも限らず、うねり、ガサガサ、毛先のはね、膨らみなど綺麗になっていない(癖毛乾燥でボサボサうねりなど)これは、一見するとビビリ毛にも見えますが、縮毛矯正失敗現象の半数はこのような不足現象です(薬品の効きが甘く綺麗なストレートになっていない)傷みも伴っていますので、ハイダメージ修正法に準じますが、よりしなやかさ感触を良くして、ブローしないといけません。
補修剤など使っても効果が無いなど思われる方のほとんどはこの現象です。補修効果が無いのではなく効果が見えない状況です。それはそうでしょう。縮毛矯正すると本来綺麗なまっすぐになります。そこでしっかり補修ケアしてあげるとツヤサラになる物です。ところが乾かすとボサボサ広がると、どんなに手入れしても綺麗には見えてくれません。最も厄介な現象です。
綺麗にする方法はただ1つ、縮毛矯正が上手な美容師に修正してもらう事です。(同業者として最もジレンマを感じる事例です)髪風船に来て頂けば絶対に綺麗にしてあげますと言いたいところですが、残念ながら・・・髪風船のお客様は全国の方が対象です。髪風船に来てくださいとも言えません。ココは冗談ですが、薬品作用がオーバーして傷んだ本当のビビリではないので修正は簡単なのですが美容師が対応できないという情けなさです。
よって自分で手入れしようとすると、場合によってはアイロン等の使用も必要です。しなやかさを出すためには、朝からも必ず、CMC補修水分補給をしてください。それから(水分持っている状態)で少量の感触良化剤、保護剤を付けてからの仕上げです。アイロンする場合は一旦、簡単でもブローして乾いた状態からの操作です。
この場合の補修剤の役割は、髪をしなやかにして、簡単にスタイリングが出来るように考える事と、しっかり保護する事で、髪を傷めないでスタイリングできるというメリットを考えましょう。
では、そんな状況を綺麗にスタイリングする方法を伝授しましょう。
髪をきれいに創る、
ビビリを修正するボサボサをきれいにする、さらに長持ちするスタイリング、、、これらは全て同じ理屈。
例えば
パーマのスタイリングでも、朝からバサバサの乾いた髪に一生懸命アイロンを当てる、カーラーで巻く、逆に、湿してから、すぐにカーラーを巻くおかしいですね??
では、
ビビリ毛ボサボサ状態の手入れはいかがでしょう。朝から、ボサボサ状態をきれいにしようと乾いた髪を180度のアイロンでしっかり伸ばす、反対に湿った状態にアイロンを当てる。これらは全て間違いです。
しなやか艶サラとはなりません、また綺麗になったとしてもその持続性は無いでしょう。1時間もしないうちに戻ってしまう、な~んて事にも。髪をきれいにしようとしながらバリバリ髪を傷めてしまうという事に。
では、何が間違いで、どうすれば綺麗になって長持ちするのか?
それが、、、基本を知る事なんです。その基本になるのは水分コントロール。
ボサボサを綺麗にするのも、
ビビリ毛を綺麗に創るのも、
パーマのスタイリングも、
全てが水分コントロール!
湿った状態(乾ききれない)で仕上げても全く決まらないし、すぐに戻ってしまいます。
逆に水分の無い乾いた髪で綺麗にしようとしても、なかなか決まらないし、熱と力が必要になります。
もちろん艶は出ないし傷みはガンガンに進行します。綺麗にしようとしているのに逆効果。
全て、
水分を持った状態から、完全に乾く時に全て綺麗になります。
ここが最も大事なポイント。
水分を持っている状態は髪は柔らかく、自由に動きます、
それから完全に乾く瞬間にスタイリングが決まります。
ボサボサもビビリも、ある意味綺麗なストレート状態にスタイリングする事。もちろんカール状態にスタイリングするのも同じ理屈です。朝からでもバサバサに乾燥していたら、必ず軽く霧吹きして水分を与えましょう。それからスタイリングです。
注意: まさかアナタは朝からなど乾いた髪にオイルだけ付けてスタイリングしていないでしょうね?スタイリングに必要なのは水分であってオイルではありません
さらにポイントは、、、
朝からでも水(水道水)で濡らして寝ぐせ直し、ブローの流れの方、もしあなたの髪が傷んでいるのなら残念ですが、これも間違い。
なぜなら、傷んでいる髪は水分保持力が弱いという事、艶やか、しなやかを保つ適正水分量を、すぐにオーバー乾燥過多になるという事です。スタイリングしている段階で乾きすぎて綺麗に仕上がらないバサバサになってしまう。そんな経験は無いですか?
そう、適正水分を保持できる状態にしないといけないという事です。そのためには、水で水分補給ではなく、ローションタイプのCMCプロが必要、さらに保護しなやかさを保つためにリッチシルキージェル、これらが活躍するのです。適正な水分量を保持できる状態で、しっかりスタイリングこれが髪をきれいにするコツなんですね。